Gurzilラマン顕微鏡 TO-RM-S-532\ TO-RM-S-785\ TO-RM-S-Dual
Gurzilはラマン顕微鏡は、分光器、レーザー、Raman Cube©、顕微鏡で構成されるシステムです。110 cm-1 ~ 4000 cm-1 の範囲のラマンシフトを検出可能です。
光源は532nmおよび785nmのレーザー、デュアルレーザータイプでは2波長を使用可能です。空間分解能は最大で10μm(100X)となります。
ラマンプローブを取り外すことでラマン分光計として使用することが可能です。
特徴
- プローブを取り外しラマン分光器として使用可能
- ラマンシフト範囲110cm-1~4000cm-1(最高分解能8cm-1)
- 0~600μmの範囲でスリット幅の調整可能
- ラマン分析用ソフトウエアSpectragryph
アプリケーション
- ラマン分光法
- 宝石学
- 地質学と鉱物学
- 環境化学
- 化学プロセス解析
- 法医学的分析
製品情報
仕様
Gurzilラマン顕微鏡 | |
---|---|
重量 | 15000g |
寸法 | 49×25×62cm |
光学系 | Thunder Optics Raman Cube |
レーザー | 532nm, 785nm, デュアルシステム |
分光器 | Avantes |
顕微鏡ヘッド | 3眼ヘッド、30度傾斜、360°回転可能 |
ノーズピース | Backward |
ステージ | ダブルレイヤー機械式ステージ 140×210mm, 動作範囲 63×50mm、 Fine Division 0.1mm |
フォーカスシステム | ストローク:37.7mm、0.002mm刻み 回転:28mm |
照明 | 6V20Wハロゲンランプ、調光可能 |
アダプター | C-Mount 1.0x |
コンデンサー | Abbeコンデンサー, NA1.25 |
電源 | AC100-240V, DC5V/2A |
フィルター | Blue filterφ38 |
梱包サイズ | 10×24×29cm |
アイピース | WF10X(WF16Xはオプション)、瞳孔間距離: 48-75mm |
対物レンズ | 無限遠PL Lアポクロマティックレンズ 5X, 10X, 20X/40X, 50X/60 |
ソフトウエア | Spectragryph |
分光器
Gurzilラマン顕微鏡では分光器Almad-0を採用しています。Almad-0は独自のTEC技術により周辺温度よりも低い-35°まで冷却する高分解能の分光器です。これにより通常の分光器の熱電ノイズで埋もれてしまうような微弱なラマン信号を検出することが可能となります。
また分光器には可変式のスリットが内蔵されています。スリットを交換するために測定を停止することなく、分解能を調整することが可能です。
レーザー
TO-RM-S-532では出力を0~50mWで調光できる0.3nm幅の532nmレーザーを励起光として使用します。
TO-RM-S-785では0~300mWで調光可能な0.2nm幅のレーザーを使用します。
※レーザーには2年間の保証が付されます。
RAMAN CUBE©
Gurzilラマン顕微鏡はラマンプローブをメーカー独自の光学システムであるRAMAN CUBE©に接続することでラマン顕微鏡として使用することが可能となります。逆にRAMAN CUBE©からラマンプローブを取り外すことで独立したラマン分析装置として使用が可能となります。
RAMAN CUBE©
Gurzilラマン顕微鏡はラマンプローブをメーカー独自の光学システムであるRAMAN CUBE©に接続することでラマン顕微鏡として使用することが可能となります。逆にRAMAN CUBE©からラマンプローブを取り外すことで独立したラマン分析装置として使用が可能となります。